２００２年７月１４日（日）に近畿朝倉会の同窓会が行われた。会場のニューオーサカホテルに集まったのは約６０名。今回はみんな林校長の話を聞きたがった。もちろん高校野球のことである。林校長の話は興味を引いた。「要するになんで勝ったのかわからん」という内容には、全員笑った。

鶴川会長が、体調がすぐれないので今回限りで会長を辞任したい、との意向を受け、新会長には立野吉則さん（８回卒）になっていただくことになった。また、東京での勤務を終え、大阪に戻ってきた酒井康隆さん（１１回卒）に副会長になっていただくことになった。

今回も和気あいあいのうちに同窓会は終わったが、この小さな同窓会は家庭的な雰囲気がある、と感じたことだ。これからもこの同窓会の良さを維持したいものだと思っている。（事務局・矢野隆己）

　味方の援護に気をよくした先発柴田は、低めに球を集める持ち味を発揮して、城東打線を５安打完封。「変化球のキレが少し悪かったけど、気持ちで投げました」と額の汗をぬぐった。

　昨秋、今春と福岡県予選では、２大会連続初戦で姿を消していたチームが演じた大金星。岡崎欣一郎監督は、「ぼくも選手と一緒に、ベンチを飛び出そうとしてしまいましたよ。選手たちには、闘争心がありましたね」と選手をたたえていた。

　吉松のバットが勢いを与えた。「信じられなかったです」。貴重な追加点となったソロは自身公式戦１号だ。父俊二さん（44）は日田林工の１番打者として76年のセンバツで４強。その父が監督を務める少年野球チームから腕を磨いた吉松が、全国屈指のサイド右腕、松本を粉砕した。

　「組み合わせが決まったときにはビックリしたけど、名前負けしないようにと思った。自分たちのプレーができました。３年間で最高です」と吉松。柴田も「ベンチも声が出ていたし、チーム一丸になってやれた」と誇らしげに胸を張った。

（写真＝朝倉対福岡工大城東　優勝候補の福岡工大城東を３対０の完封で破り大喜びする朝倉ナイン）