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クロロプレンゴム(CR)チルゴム(IIR)の特性と用途
  
クロロプレンゴム(CR)
プチルゴム(IIR)
全般的な説明>
商品名のネオプレンとして非常に有名で合成ゴムの中では、使用実績が長く、機械的強度、耐候性に優れ耐薬品性、耐熱性、耐寒性、耐油性にも一応の抵抗性を持ち、それぞれの特性に対しては、他のそれに適応した合成ゴムのほうが優れてはいますが、非常にバランスのとれたゴムです。特殊合成ゴムの中では、一般ゴムまた汎用ゴムともいえます。その他、難燃性があり、ガス透過率が小さく、接着力(ゴムのりにしたときの)が強いなど数々の特徴をもっています。ただし、低温時に結晶化しやすい傾向があるため低温時の使用には不向きです。CRは、その特性から、自動車部品(ベルト、ホース)、一般工業用品、接着剤、スポンジ製品、建築用ゴム製品、電線などに用いられます。
ブチルゴムは、イソブチルとイソプレンの共重合体です。耐熱、耐寒、耐候性に優れ、リン酸エステル系の油、水、薬品にも良好な耐性をもっています。しかし、鉱油系の油に対しては、耐性がなく、金属との接着性に劣り、圧縮永久ひずみが悪いため、シール材料としては、あまり使用されない傾向にあります。逆に、ガスの透過性が低く、電気特性が良いため、タイヤのインナーチューブや電線被覆などでは、使用されることが多くなっています。
化学構造
ポリクロロプレン
イソプチレン・イソプレン共重合体
主な特徴
耐酸性、耐オゾン性、耐熱性、耐薬品性など平均した性質を持つ。
耐酸性、耐オゾン性、対ガス透 過性がよく、極性溶剤に耐える。
純ゴムの
性質
比 重
1.15〜1.25
0.91〜0.93
ムーニー粘度
ML1+4(100℃)
45〜120
45〜75













可能なJIS
硬さ範囲
10〜90
20〜90
引張強さ
(kg/cu)
50〜250
50〜150
伸 び(%)
1,000〜100
800〜100
反発弾性
引 裂
耐摩耗性
○〜◎
耐屈曲亀裂性
耐熱性(℃)
(最高使用温度)
130
150
耐寒性(℃)
(硬化温度)
-35〜-53
-30〜-55
耐老化性
耐光性
耐オゾン性
耐炎性
×
電気絶縁性
(Ωp)
(体積固有抵抗)
1010〜1012
1016〜1018
耐ガス透過性
耐放射線性
△〜○
×












ガソリン・軽油
×
ベンゼン・トルエン
×
△〜○
トリクレン
×
×
アルコール
エーテル
×〜△
△〜○
ケトン(MEK)
△〜○
酢酸エチル
×











有機酸
〜△
△〜○
高濃度無機酸
低濃度無機酸
高濃度アルカリ
低濃度アルカリ
主な用途
電線被覆、コンベアベルト、防○ゴム、窓枠ゴム、接着剤、ゴム布引および一般工業用品、塗料など。
◎すぐれている   ○よい   △あまりよくない   ×わるい
  
  
 
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